(健康のレシピ)健康を導く歩き方!!

 歩くことは基本的にはとても良いことでしょう。でも、毎日、欠かさず歩いていても、体を壊すときは壊れます。そのような方は、歩くことだけでは健康が、確保されませんでした。

ー歩き方の問題ー

①いやいや歩くように、だらしなく歩く~

②てきぱきと足早に歩く~

③ゆっくり歩いたり、足早に歩いたりとメリハリをつけて歩く~

④後ろ歩き、横向き歩きなどの、歩く方向を変えてみる~

⑤短い距離をランニングしてみる~

⑦平坦な道の散歩から、山道の散歩を取り入れる。

⑧毎日歩く、週に一回程度歩く、週に複数回歩くなど、頻度の問題~

⑨一回の歩行時間や歩行距離の問題~

⑩ストックを使う利点と欠点を考える~

⑪定期的な遠足などの歩く環境の変化による刺激の工夫~

⑫歩く前の準備運動や散歩後の整理体操~

⑬歩くこと以外の毎日の運動の重要性を理解する~

⑭体の柔軟性を作る「身体ほぐし運動」と体力を作る「体力運動」などの  

  ~知られざる運動の特性と特徴の理解~

⑮体の強靭な反射能力やバネ力、インパクト力などを作る運動をマスターする。

  ~疲れるだけの運動との違いなど~

⑯知られざる運動の特性をマスターする~良い面と悪い面など~

⑰運動と健康の秘密~解明していく力や思考力などを考える習慣化~

⑱腕の振り方の工夫~

 このように、簡単にポイントを取り上げても、次々と挙げることが出来ます。

これらの歩くときの条件の違いによる、身体への影響はとても大きいのです。

 この歩き方の違いによる、身体の重心ポイントの変化は、知られてはおりません。重心ポイントが変われば、必然的に背骨への負荷が変わります。背骨には上部から、頸椎、胸椎、腰椎と、とても上手な分類がなされています。

 その各部位の筋力的特質とS字カーブといわれる背骨のデザインとの関係は、まだ正確には解明されておりません。しかし、身体の重心との関係において、特別の関係が存在することは明白でしょう。つまり、内臓の緊張とも無関係ではありません。あとは分かりますよね!!

 

 

~歩け歩けの裏話~

  歩け歩け?

 本当に歩けば良いのでしょうか?

 中には歩くことで体調を崩す人もいますよね。なぜでしょう?

 今流行りのノルディックウオーキングも、ストックを持つことで首が辛くなったり、異常に肩が辛くなったりする人もいますよね。それはなぜでしょう、その意味やメカニズムを考えた方はおりますか?

 歩くことで腰が痛くなったり、膝が痛くなったりする人もおりますよね。これら、歩くことで体に不都合な症状が出る人は、歩けないのでしょうか? 歩かない方が良いのでしょうか? 多分、いろいろな人がそれなりの説明をされると思いますが、それは本当に正しいのでしょうか?

 どちらでも良い! と考える人もいるでしょうね。でも、自分の身近な人が間違った情報で判断して、体に問題を起こしたり、問題ある体の自然治癒チャンスを逃していたとしたら、それでもどうでも良いのでしょうか?

 私は、あまり歩いたことがない専門家や、歩いて不具合を感じたことがない専門家のお話は、基本的には採用しませんね。大切なことは実際に、一つひとつの考えを試し、実証していくことが必要です。

 幸いなことに(??)・・・私は昔からケガのプロ? でして、その痛~い数々の経験が人一倍豊富なのですよ。おかげさまで、人の痛みが分かると申しますか、相手の痛みを自分自身感じることが出来るのです。おまけに、過去のケガの後遺症と申しますか、ケガしたまま壊れている部分も多々ある状態です(-_-;)

 ですから、自分にとって間違った運動法を採用しようものなら、数ヶ月も動けなくなってしまいかねないのですよ。おかげさまで、無駄に、強制的に常に正しい考えが必要になったのです。

 

《基本的な運動の考え方》

 この考え方は「歩く健康法」に限りません。

1)体に嫌な痛みや辛さを覚える運動は必ず見直す。何かが間違っています。
2)運動(歩行を含む)をする時、時間の長さ、距離、重さなどの負荷目標を高くしない。むしろ「運動の腹二分~腹三分」くらいに留める。やり過ぎは逆効果! 
3)どんなに良い運動や健康メニューでも、すべての状況に適する方法は存在しておりません。自分に適するメニューや負荷を見つけましょう。

 言えることは、年と共に、驚くほど低下している自分を見つけ出す、ということです。見つけた段階から初めて、健康法のスタートです。

 

《運動を健康法に取り入れる方は、具体的な運動効果の 目的、目標を持ちましょう。》

 運動後は必ず、自分なりの感覚だけでも良いですから、身体の変化の経過状況や運動の効果やデメリットなどを、具体的に検証する習慣を身に付けましょう。

 

 私たちが歩いたり、体操したり、運動をしたりする時に、その運動の効果を具体的に、目標として考える人はあまりおりません。何となく、ただ運動をすれば体力が身に付いたり、健康体質に変わるような「ただやればよい的」な、曖昧な感覚で行います。ですから、ほとんどの人は計画性もなく、行った運動の効果やデメリットを確認することはありません。

 やみくもな運動も、10代や20代であれば、さほど問題も起きないかもしれません。しかし大人の生活は、毎日の仕事を中心とした決まった形の生活が続きます。この生活の習慣の積み重ねが、体の使い方の習慣へと変わっていきます。体の使い方の習慣は、筋肉の連動性の変化に繋がります。この《筋肉の連動性の特異的な変化は、身体の歪みを構成》します。つまり、やみくもな運動は、必ずしも健康体を作り出すとは限らないのです。大人の間違った激しい運動は、むしろ後々の問題発生のきっかけと原因を作り出しかねません。

 私が、整体術や気功術、運動などと長年の経験を重ねるにつれ、今まで誰も気づかない多くの事象と出合いました。その出合いの多くは、既成の常識を数多く否定していきました。今ではその貴重な経験がノウハウとなり、大人にもリスクの少ない運動法や、健康技術として生まれ変わろうとしております。

 その一方、整体院の現場では、人々に「不思議」と言わせる多くの施術法と出合うことになりました。

 その技術やノウハウは、最新の整体技術や気功術、最新の健康法、ダイエット技術から、精神的な問題の分野まで活用するに至っております。

 ここで述べることは基本的に実証してきた内容であり、私自身の私的な思想や思考などという、空想の部分は皆無といえます。時間の合間を見ながら徐々に公開していきます。しかし、多方面の無駄な摩擦も考えられるので、奥歯にモノが挟まったような表現もあるかと存じます。前もってご了承下さるようお願い申し上げます。

 

 前置きが長くなりましたが、たとえ「歩く!」という運動にも、知っておかなければいけない「とても重要なポイント」があります。

 世間的には長い距離を歩くことを目標にすることが多いですよね。

「今日は3,000歩歩いた。」、「私は毎日5,000歩歩いている。」などとよく耳にします。中には「毎日20,000歩歩いている、30,000歩歩いている。」といった強者もおります。

 では、この方々は健康なのでしょうか?

 このような疑問を皆さんに投げかけると、「いやぁ~年だから、あちこちガタガタだよ。痛い所だらけだよ。」と、返ってきます。

 これらの多くの人は、膝痛や股関節痛を訴えるのです。

 この方々の共通した思考は、「ここまでウォーキングを続けてきたから、この程度の痛みで収まっている。」となるようです。決してウォーキングが問題の原因だとか、歩行距離に問題が、歩行方法に問題が、というところに意識はいかないのでしょう。

 ですが、ウォーキングによって発生したそれらの痛みについて考えた場合、歩くスピード、手の振り方、歩く姿勢、準備運動、休みの入れ方、歩いた後の注意事項、なぜ股関節が痛くなるのか、なぜ膝痛が起こるのか、どう歩けば改善出来るのか出来ないのかなどと、私が考えられる項目は無数に生まれます。正直、まだまだ注目すべき項目はあります。見方を変えて表現しますと、痛みが発生した人は、最初に書きました「効果の目標、目的」の考えが曖昧なところに、問題発生の隙を作ったと言えるでしょう。

 話はあえて脱線しますけれど、あの「しあわせだなぁ~」の加山雄三さん、毎日5,000歩、歩いているそうです。いやぁ~立派、若々しくまだまだ青春していましたね。あと余談ですが、加山さん、コンサートでエルヴィス・プレスリーの『ラブミーテンダー』を熱唱しましたが、「とても上手」でしたね。とにかく若い!

 それと、『ダンシング オールナイト』の「もんたよしのり」さん。

 いやぁ~うまい!! ね~! ・・・わざわざ神戸まで足を延ばしたのですがね、歌というよりあの声は楽器ですね!

 あの発声~いいねぇ~。

 そうそう、彼、「若い人が席譲ってくれる」のだって。「まだ、違うわい!」てね。

そう言えば私も昨年、品川のロイホで女子中・高生に待合の席譲られましたね。嬉しいような残念なような・・・。

 札幌で聞きたいなぁ~あの奇跡の歌声! 良い勉強になりました。

 最後に、長年の希望「渡辺貞夫さんのコンサート」。

 渡辺貞夫の新曲聞きました!

 はい・・・・・・彼のサックスはすでに・・・「神」でした!

 

 

つづく