心地よい触り方~タッチの極み

 この書籍は、私の一冊目の書籍である「心の視力」(太陽出版)の第二弾でもあります。ご存じの通り、心の世界はとても広く深い世界があります。心の世界を実践的に解き明かすことで、豊かな知識が生まれてきます。「心地よい触り方~タッチの極み」(ルネッサンス・アイ)では、手技のタッチをテーマとした潜在意識に注目し、その実態を説明しております。心の視力シリーズは、書籍のタイトルとしてはこの名前を使用しませんが、内容的には心の視力シリーズとして執筆いたしました。

 手技に関わる多くの皆様に向け「タッチの極み」というタイトルの書籍を書きました。人の身体に触れる方であれば、どなたにでも活用できる内容となっています。また、このホームページをご覧いただく方々にも役立つような内容となっています。

 ご存じの通り、身体のメカニズムの奥の深さは誰もが知るところと存じます。しかし、私ども慧真導気功術とシモザワ整体で発見してまいりましたノウハウは、既成の理論とはその本質に違いがあり、考え方に大きな変化をもたらしました。

その変化の中に、私たちが持つ、身体の問題の難しさの部分を解析していく道を作ってまいりました。

しかしながら、既成のものの考え方とは大きく異なるために、その技術的な理解が非常に難しくなってしまいます。その理解が少しでも進みやすいようにと、作ったのが「タッチの極み」という書籍のもう一つの目的です。

 身体の問題を一つのメカニズムとして考えた場合に、学問的な理論から見る場合の難易性は、既存の学問の内容にどうしても左右されてしまいます。しかし、手技療法家や癒しの技術者たちの使う技術と、お客様の身体に起こることに注目致しますと、身体に隠されたメカニズムに、新たな注目をすることも可能となり得ます。この書籍では、身体のメカニズムをまったく違った立場から考えていくための書籍でもあります。

 

 

 

☆体の難問を解き明かす気功術~慧真導気功術

 慧真導気功術は、人のもつ潜在意識を磨くことで気の質を作り出す理論を発見した気功術です。心理学という学問では、解き明かされていない角度から人の心を具体的に磨いた時に、その人の持つ気の質や密度が大きく変化するという事実を発見した。

 従って慧真導気功術を磨く行為そのものが、人の心の深層部分までの行動的な特徴を理解するに至った。この発見は、気功の世界に革新的な発見と今までは解明出来なかった気の様々な態様に関し、解明の道を開いてきました。

 その結果として、体内部の隅々までに渡る力のネットワークの存在を発見し、さらにその発見が、人の体における力の伝達や影響についての研究が進み、シモザワ整体力学療法という、まったく新たな体の基礎理論をベースとした、極めて安全で体の問題の対応力が高い整体術を完成させた。

 

  中国気功という従来の気功では、外気功という人の体を治すための気功は特別なものとされ、歴史ある気功の流派の中でも外気功を使える気功師はごくごく少なかったようです。中国気功の気功師たちの書いた書籍を読みますと、「中国気功は何でも治せる」という言葉がよく記載されておりますが、物事には限度と範囲というものがあります。確かに気功は優れた面が数多く存在しており、まだ未開の部分も数知れず存在しております。

 中国気功の考え方は、黄帝内経を基礎理論とした気の話が中心となった考え方です。経絡や経穴の考え方はそこからスタートしており、気功の考え方自体はその基礎理論を中心とした展開です。しかしそこには、外気功の理論は基本的には存在しておりません。むしろ現代風に述べますと、健康を維持するための健康法であり養生法です。確かに優れた養生の考え方は、人の持つ自己免疫機能などを向上させたり、体の活力を増していくなどと良いことはたくさん考えられます。

 しかし残念なことに、我々が生きる社会においての社会生活とは、これらの考え方とは真逆な生活仕様となっています。この意味するところは現代生活において、養生の考え方だけでは健康を維持し続けることが社会的に大変難しい状況となっております。

 そこで今必要となっているのが、体の様々な問題に関わる体の難病を改善する考え方ではないでしょうか。「医学の素人がそんなことを出来るはずがない」と思われる方がほとんどでしょう。確かに医学の目から見れば、その考え方はとても正しいと言えます。

 しかし、整体や気功の立場から医学を見てみると、「なぜこんな簡単なことが治せないの?」ということも少なくありません。中には、「こんなことをしてしまったら治るものも治らない体になってしまうでしょう」ということも決して少なくはないのです。私たち整体や気功は、いくら優れた科学的な理論で実際に数多くの人の体の問題を治したとしても、健康保険がきくことはありません。

 つまり社会的な信用というものがとても薄いとも言えるのです。その社会的な信用というものは、技術の信頼ということと深く関わっております。つまり、整体や気功とは医学で対処できない時の神だのみみたいな考え方で利用されることも少なくないのです。喉元過ぎれば熱さを忘れるではないですが、いざ良くなると簡単な技術と思ってしまうお客様も実に多いのです。

 このように民間療法の置かれている立場は非常に厳しいものです。この環境の中で育っておりますから、本当に実力のある手技療法家は、下手な学者や医学者の考えよりはるかに進んでいるのです。

 気功の世界も中国気功という既成の枠や常識を離れ、新しい気功が日本の各地で生まれ始めていることはとても喜ばしいことです。

 そんな中でも、シモザワ整体力学療法と慧真導気功術という極めて特殊なノウハウの合体は、「今、医学では治らないとされている数々の問題の解決の道」を切り開き始めました。

 多くの方々が、この新しい理論を活用出来るように私個人の活動は続きます。

 

                       2018年  1月 10日

 

 

 

 

☆革新的な整体術 シモザワ整体力学療法

 シモザワ整体力学療法は、旧来の整体技術に体の新たなるメカニズムをベースに取り入れ、整体術としては飛躍的な技術革新に成功しました。

 そのベースとなる体の考え方は、体の部分に発生する多様な力のエネルギーに、力学的な注目を分析に取り入れた整体術です。

 体全体に及ぶ力のエネルギーの世界、即ち体の構造力学として、体の問題の整体的な原因の解明とそのシステム解明、さらに整体技術構築の研究を進めてまいりました。シモザワ整体力学療法とは、体に関する構造力学という意味をもっております。ですから、整体的なアプローチに関しては体の部分の構造力学的な見地から、正常な状態と正常ではない状態の違いを見つけ、その違いに対応する施術としての整体術を作り上げました。この技術がシモザワ整体力学療法として、お客様に技術的な提供を続けていくことが出来ました。また、シモザワ整体力学療法の体の分析力の基本となる情報は、慧真導気功術という微細な力をコントロールする気功術が、身体の歪みなどの状態分析に活躍しており、体の歪みの中にはこの気功の技術が無ければ感じ取ることが出来ない感覚の世界もあります。慧真導気功術というより現実的で科学的な思考を基にした気功術の考えが、シモザワ整体力学療法を発展させたとも言えます。

 

 このホームページでは、体の問題で悩める方々や、解決のために努力をされている技術者の問題の解明の糸口となれば幸いと考え、情報提供を目指しております。しかしながら、整体の現場における技術的な説明は、お客様一人ひとりの現状の状態の違いに、適確に対応する必要性から、具体的な技術を紹介を致しますと技術的な失敗の可能性が高まるので非公開とさせていただいております。ですが、整体のある水準にある方には、この程度の情報で十分に活用が可能であるとも考えております。

 

 いずれにしましても一般的には、技術講座の開講が無ければ、正しい技術の習得は不可能であるとも言えます。