病院で治せない腰痛のメカニズムを考える

 腰痛の問題は、その重さに幅広い範囲がある。その腰部の状態として、椎間板のつぶれ、狭窄、すべり状態、圧迫などと、腰椎部分の問題はとても重症な変化をしているものがある。中には、腰部の外科的な手術をしても痛みが消えない場合もあるそうだ。この痛みのメカニズムに関しては、私の専門外であるからあえて説明はしないが、問題は難しい病名がついた腰痛の状態を引き起こした原因。

 それは、実は解明されていると言えない。問題を引き起こしている腰部の状態に関しては、各種検査機器で正確に知ることが病院では出来る。当然のこととして、民間療法においてはそのような状態を映像的に知る機会はない。しかし、腰部の解剖学的な映像の中身を知らなくても、ほとんどのケースで対応出来る。なぜか。重大な腰部の問題を引き起こしたメカニズムや原因が、理解し解明出来るからである。それらの難しい腰痛の主原因は、背骨全体の機能的な問題が主役である。

 つまり、痛みを引き起こしている腰部には、ほとんど責任がない。つまり、腰部にまったく関わらないでその腰痛の主原因をやっつけることが出来るのです。このメカニズム自体はそれほど難しくはないのですが、医学に携わるすべての人が未だに発見出来ていない脊髄のメカニズムの一つと言えます。

 つまり、腰椎に重大な問題を引き起こす背骨全体のメカニズムが分からなければ、当然のこととして治らない腰痛が…というより、治せない腰痛が出てくるのは当然のことと言えます。